2013年12月30日

「源氏物語」イタリア語版の訳者が語る魅力

イタリア男性の“魅力”は世界的に有名だが、それよりもいい男が日本にいるという。「源氏物語」の主人公、光源氏だ。イタリアの大手出版社エイナウディが4月末、紫式部の「源氏物語」のイタリア語版を出版した。原文からのイタリア語訳は初めてのこと。その魅力を聞いた。

「ずっと光源氏と恋に落ちている状態ですので、どこと言われても難しい。長い長い物語。そのスタイル、語り口、歌舞音曲、花見のうたげ、月、秋の虫の音……。英国の日本文学者、故アイバン・モーリスの言葉を借りれば、闇から引き出される御車のように奏でられる荘厳なるアダージョ。スローさが尊ばれ、私たち現代人の速さが悪徳と感じられるような……」と、胸の前で両手を絡め、夢見るように語る。

彼女が光源氏を理想の男と見るのは、イタリア人から見れば「女性的な面があるから」だという。「源氏はアンドロジノ(両性具有)的。陰と陽、男女の性質をあわせ持っており、源氏と彼の息子の夕霧の美しさは男女の差を超えています」と語る。

男臭さでは日本人はイタリア人には勝てないが、繊細さ、艶やかさ、緩急といった面での魅力は勝っているのかもしれないですね。



http://www.campoarcis.net/


ニックネーム グンゼ at 08:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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